こんにちは、髙比良です。 求人媒体から求人を眺めていると、毎月求人数が増えているなと感じます。
そして「たくさんの応募者にうちの求人が目につくように」と求人媒体での上位表示について工夫されている先生のお話をよく聞きます。
ただその工夫をしてもどうにも応募がこないということはありませんか?
なぜ上位表示を頑張っているのに応募がこないのでしょうか?
そして先生方とお話をしていると、「なんかこうさ…自分たちでもできるワザを教えてよ」と言われることもありましたので、
<明日からできる!><求人のプロでなくてもできる!>求人のコツみたいなものをお伝えします。
前提として募集活動で大事なことは求人だけではないです。
毎度お伝えするみたいで恐縮なんですが、攻めの募集活動の成功には、
【求人の最適化・積極的なスカウト・見学面接での対応・内定承諾交渉】など…重要なポイントはたくさんあります。
今回は切り取って<求人の最適化>について、院長先生ができそうなことをまとめていきます。
そもそもなぜ求人媒体から応募がこないのか
結論「求人媒体からも応募はくる」のですが、下記のポイントが抜けてないかをチェックしてください。
要因は2つです。
(1)先生の医院にしかなさそうなことが、特徴として書かれているか。
まず先生が作った求人の医院名を手で隠してみてください。 そうした時、“求人を出している医院名がわからない状態”でも、
「あ、**の求人だ」と思っていただけるレベルで、 具体的な求人になっていますか?
また、どこにでもありそうな内容になっていないでしょうか?
「こんなこと書いてる医院はいっぱいあるし」と思っても、その要素のかけ算で唯一無二の求人になっていきますよ。
(2)求人を読んでもらうためには、上位表示ではなくスカウト。
先生は求人を不特定多数のいろんな人に見てほしい訳ではなくて、<応募する人>に読んでほしいですよね?
求職者は転職活動をする中で求人が選べるほど、ごまんとあります。
なので不特定多数に閲覧される上位表示に強いこだわりを持つのではなく、
“ターゲットがどんな検索条件で求人を絞っていきそうか”と、求職者の行動を予測して求人を見ていきましょう。
【スカウトメッセージを送り・求人への興味関心度合いを引き上げ・求人をみてもらい・応募をしてもらう】
これが攻めの採用活動の第一歩です。
求人作成までの6つの手順
求人を自分たちで書くとなると「まず何から始めたらいいの?」状態になるかと思います。
そんな時は下記の手順で整理することから始めましょう!
- ターゲットを決める→ペルソナまで具体的にしていく
- 医院の特徴を書き出してみる(1と順番が前後してもOK)
- ペルソナに響きやすそうな医院の特徴をピックアップしてみる
- 3でピックアップした特徴について、深いところまで内容を掘っていく。具体的エピソードを添える
- 他社はその特徴についてどう書いてるかチェックする(中身が被ってないか、医院らしさがあるか)
- テキストだけではなくチェック項目もおろそかにしない
<6>についてはイメージが伝わりづらいと思うので解説しますね。
例えばですが求人を作成するときの「こだわり」や「特徴」などのチェックボタンにチェックを入れていますか?
そこにチェックを入れることで、その条件で探している求職者に求人が出やすくなるので 後回しにせずチェックを入れましょう!
魅力が伝わる求人キャッチコピーやリード文
ターゲットや特徴について分類ができたらあとは掲載のみです。
掲載時に気をつけて欲しいのは、【ターゲットへ向けた<あなたへ>の特別感】と【読みやすさ】です。
最後にこの“読みやすさ”について解説します。
スマホの普及率が97%と言われ、求職者のほとんどはスマホから求人を見てご応募されます。
ですのでダラダラと書かれた内容は、どんなに院長先生が熱意を込めてくださっても読まれないことが多いです。
…長くて離脱になることは防ぎたい、ですよね。
そのために、【キャッチコピーは単語】で、【リード文は短めに】を意識してみることをおすすめします。
※リード文:ここでは、求人原稿の中で冒頭の「この求人にはこんなことが書かれています」と簡易的にまとめた文章をさします。
魅力が伝わりやすいキャッチコピー例(条件や単語)
- お休みを押しだす:週休3日、完全週休*日制、土日休み、年間休日*日、連休取得OK、希望休OK、有休消化率100%
- 勤務時間を押しだす:17時退勤、時間外なし、午前のみOK、勤務時間内研修
- 福利厚生待遇面を押しだす:月給*万円以上、賞与4か月分以上、追加歩合給あり、住宅手当あり、転居費補助あり
- 実績を押しだす:専門士在籍、資格取得者数*名、院外研修費全額補助、海外研修あり、新卒採用実績あり、開業支援実績あり
- 教育、研修面を押しだす:マンツーマン指導、1年目から給与UP、臨床動画を用いた研修あり
- その他:マイクロスコープ完備、毎年最新機器へ*万投資!、新患毎月*名、リコール率*%、自費率*%
特徴を読んでもらうためのリード文
- 働きやすさもやりがいも両方欲張りたいあなたへ
- 知識、そして技術も。先生が「ここにしてよかった」と思える経験を積めます
- 予防に本気。だから予約キャンセルほぼなし。歯科衛生士業務に専念できます
- 歯科医院の一員として。自分の声がちゃんと届く職場です
- 専門に長けた先生と頼りがいのある歯科衛生士がサポート。先生を取り巻く環境は保障できます
ここまでいかがでしょうか?
できるだけ院長先生方のお悩みに添えればと、<医院でもできる>・<明日からできる>やり方についてまとめてみました。
これでもポイントを簡単にまとめた方ですが、募集活動そしてこの<求人を書く>という業務だけでも、
こだわった方がいい・こだわるべき内容、ポイントは複雑でたくさんあります。
募集活動は投資でもあります。
そして「自分の医院を語るのはなんか恥ずかしいな」「自分たちだからこそ魅力がわからない」という先生は多いと思います。
ぜひまずはプロの私たちを活用してみてください。
歯科医師、歯科衛生士、歯科助手などの求人だけを見続けてきて、
毎日多くの歯科医師、歯科衛生士、歯科助手といった応募者と会話、面接しているので、
「求職者目線」を活かすことができます。
まずはぜひ問合せください。
<参考文献>